April 21, 2009

第二十五回 四国こんぴら歌舞伎大芝居

  今回の旅行、もちろん大好きな讃岐うどんもお目当てではありますが
それだけが目的ではありません。

そもそもの目的は、こんぴら歌舞伎を見るためのものだったのです。
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いつも歌舞伎座など、東京で観劇している私ですが
やはり、こんぴら歌舞伎を見てみたいという衝動から現地へ行ってきました。

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日本最古の芝居小屋というだけあり
木の佇まいがなんとも風情を感じさせます。
平場席に座りましたがなんとも狭い。
座布団一枚分が自分のスペースであり、それ以上の場所はまったくありません。
正座は疲れるのでちょこちょこ向きを変えますがかなりの苦労でした。
昔の方はこのスペースで観劇されてたのでしょうかねー。

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昼の部を観劇したので、演目は
『俊寛』
『新口村』
『身代坐禅』

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新口村以外は以前にも観たことのある演目だったのですが
好きな演目なので楽しく観劇してきました。

小さな舞台だけに、俊寛が最後に船で帰ってゆく人たちをいつまでも
追って行く岩場もコンパクト。
現れる船もコンパクトに出来ていました。

身代坐禅は勘太郎さんと扇雀さんが夫婦を演じていました。
勘太郎さんが、愛人に会ってご満悦で帰ってくる姿。
扇雀さんは怒りに狂う姿、どちらもはまり役で、会場は笑いの渦に包まれていました。

歌舞伎座とは違う雰囲気で、歌舞伎を満喫でき、とても素敵な思い出となりました。

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(うちわと通札はおみやげでいただきました)

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September 14, 2008

赤坂大歌舞伎( 赤坂ACT シアター)

中村勘三郎さん、遂に赤坂に上陸!
今、赤坂ACTシアターで行われている、『赤坂大歌舞伎』を観てきました。
 
席数はそれなりにありますが、入り口などがかなり狭く、出入りに苦労するという印象の劇場です。
【江戸みやげ 狐狸狐狸ばなし】
簡単に話せば、夫婦のだましあいの話。
巧妙なしかけの元に、だまし、騙されが展開されます。
 
関西弁でまくしたてる、勘三郎さんの役どころが見もの!
軽妙で滑稽な動きと、しゃべりで、爆笑の渦。
 
勘三郎さんワールドへいざなわれます。
 
扇雀さんと、勘三郎さんが夫婦役を演じれば、向かうところ敵なしですね。
 
 
【棒しばり】
以前から観たいと思っていた演目の一つです。
 
用事があって、出かける代官の留守を守ることを命じられた二人ですが、留守中に酒を飲むことを懸念されて、紐で縛られてしまいます。
 
縛られながらも、二人で工夫をしあって、酒を飲み、舞い、酒宴を楽しむ陽気な舞踊です。
 
 
勘太郎さんのメリハリのきいた踊りがとても素敵です。
仕草や声など益々、勘三郎さんに似てきたと感じるこの頃です。

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June 22, 2008

夏祭浪花鑑(コクーン)

初夏と言えば、コクーン歌舞伎の季節。

初夏には絶対に欠かせない、風物詩として・・・
またまた、この楽しい季節がやってきました。

今回の演目は、NYとドイツで好評を博した
『夏祭浪花鑑』

NYに行けなかった私としては、ずっとずっと見たいと切望していた
作品だったので、喜びもひとしお。

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今回は、平場席の2列目という、とってもいいお席での
観劇となりました。
コクーンの場合、舞台と客席の高さにあまり差が無いので
一体感が味わえるなんとも素敵なお席でした。

席についてまもなく・・・
義平次役の笹野高史さんが、どなり散らしながら前を通り過ぎて
いきます。

そのうち、彌十郎さんが、奥さん役の歌女之丞さんを連れて
やってきます。客席に「ワシの女房じゃ~」などと
話しかけ、いつの間にか、客席が舞台の中に引き込まれている
のです。
役者さんだけでなく、お囃子や義太夫の方なども、客席を
通り過ぎて、舞台へとあがっていきました。

そして最後に、勘三郎さんが登場し、そこから目の前で喧嘩が
始まり、舞台が始まりました。

幕が開いて、「はい!ここから始まりです」というスタイルではなく
いつの間にか引き込まれていく演出は串田和美さんならでは。



お話全体としては、切ない内容です。
「悪い人でも舅は親」という言葉に集約されている通り
最後には団七(勘三郎さん)が義平次(笹野高史さん)を
殺して泥沼に沈めてしまうのです。
この場面では笹野さんが泥沼に全身つかり、客席にも
泥水が飛び散ります。
そのため、こちらは雨合羽を羽織、持ち物にはビニールシートを
かけた完全防備で臨みます。
壮絶な殺し合いの場面に見入り、最後には泥沼に沈んで
しまうのです。


そして最後は、串田さんの演出でいつも一番引き込まれる
殺陣のシーン。
ものすごく勢いがあって、そのスピード感は圧巻です。


そして最後は、ほんとに予想だにしないサプライズが待ち受けます。
あのNY公演で話題となったシーンです。

劇場の壁が開き、外の道路へと逃げまわる団七と徳兵衛(橋之助さん)
客席・舞台・舞台の外という奇想天外な3つの空間が一つになる
瞬間です。
逃げ惑って舞台に帰ってきたところに、NY市警のパトカーが
入ってくるのです。

鳥肌がたち、涙がでるほどの感動の演出。
やはり串田さんは凄いです。
スタンディングオベーション!なんども幕が開き、役者さんの
挨拶が続きました。
本当に素敵な時間をありがとうございました!!!


そしてこの日、俳優の唐沢敏明さんが観劇にいらしていました。
こんなに素敵な俳優さんを目の前で見れたのは始めてかも
しれません。
お若くて、ものすごくかっこよかったです★
観劇中は「ブラボー★★」と声を出されていたようですよ。

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March 31, 2008

新宿 末廣亭(新宿)

すっかりハマった落語を聞きに
初めて『新宿・末廣亭』に行ってきました。

新宿三丁目にある末廣亭は、上野の鈴本演芸場より
こじんまりとした佇まい。
客席の両側には、桟敷席があり
そこで、お弁当を食べながら風情を楽しみました。

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最近、落語を聞くようになって感じるのが

■歌舞伎は伝統あるものを、背筋をただして
 ちょっとオシャレをして、楽しむもの。
 古いものの中に、新しく・美しく・ハイソな雰囲気を
 含んでいるもの。

■落語は伝統ある芸を、気楽に・フラッと
 ご近所に買い物に行くように楽しむもの。

というのを感じます。

落語を聞きに行くと、古典的なマジックなども
見れて、しばしタイムスリップしたような
不思議な感覚にとらわれます。

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March 02, 2008

『わらしべ夫婦双六旅』(新橋演舞場)

先週、新橋演舞場に『わらしべ夫婦双六旅』を観に行ってきました。

毎年、2月に行われる、中村勘三郎さんと藤山直美さんの
お芝居です。

笑い8割・2割は涙の、大正時代を舞台とした
夫婦のお話です。
中村勘三郎演じる六助の商店は第一次世界大戦の中
軍事特需で儲かり、財を成しますが、家族との確執などが
発端で家を飛び出し、六助が振るサイコロで行き先を決める
すごろくの旅に出ることになります。

その中で、矢口真里演じる芸人一座にとびっきりの芸をもつ人として
奥さん(藤山直美)を売り飛ばしてしまったり。

上島竜兵と余貴美子が演じる、近所の質屋の夫婦に偶然
出くわしたりと、日本中をわらしべ長者のような旅で巡ります。

息のあった、勘三郎さんと藤山直美さんの演技。
テンポのいい会話が飛び交い、藤山直美さんの天性の
話術・ステップ・ダンスが観客の心をグッと舞台に惹き付けます。

藤山寛美さんの芸は、DVDでしか見たことはありませんが
本当にそっくりで、そのまま天才的な芸を引き継いでいることを
感じさせます。


そしてこの日は、松村邦洋さんが客席に観に来ていました。
なので、勘三郎さんも「松村くんにいいところを見せなさい」
と言った感じで、上島さんをいじりまくり、アドリブでギャグを
何回もやらせて、本当に困っているところが、とっても自然で
客席も一緒になって楽しめました。


藤山直美さんは、以前、TV番組で、かなり先まで舞台などの
スケジュールが詰まっているというお話をされていました。
これだけ、人を惹きつけるものを持っているのだから
当然!と観ていて納得してしまいます。

演舞場には、既に12月のパンフレットが置いてありました。
これも絶対に見逃すわけにはいかないと
思ってしまうほど、楽しいお芝居でした。

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December 29, 2007

12月大歌舞伎(歌舞伎座)

去る、12月15日、歌舞伎座にて、
12月大歌舞伎を観劇してきました。

今月は昼・夜両方の部を楽しませていただきました。
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昼の部は、
■鎌倉三代記
■信濃路紅葉鬼揃
■水天宮利生深川


夜の部は
■菅原伝授手習鑑
■粟餅
■ふるあめりかに 袖はぬらさじ

昼の部の水天宮利生深川も感動作でなかなか
よかったのですが・・・・
今月、特筆すべきは最後にみた『ふるあめりかに袖はぬらさじ』

こちらは有吉佐和子さんの原作の作品。
今までにほかの劇場ではいろいろ上演されているようですが
歌舞伎座では初めてでした。


玉三郎さんが主演で、追々、自殺してしまう花魁(七之助)の
姉御的役割で出演しています。

この玉三郎さんが最高!
今まで、私のイメージの中の玉三郎さんは、素敵な女形。
喋りではなく、女形の立ち居振る舞いで客席を魅了する役者さん
というイメージでしたが、今回は違いました。

喋る喋る!!!

こんなに饒舌な玉三郎さんは見たことがありません★
ごぎみよく、ウィットに富んだ喋りを展開していく
玉三郎さんがものすごく素敵なのです。


今までに見たことない一面を見られたとても面白い
作品でした。

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December 01, 2007

鈴本演芸場(上野)

初めて、寄席に行ってきました。

訪れたのは上野にある『鈴本演芸場』です。
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料金を払って、いざ客席へ。
自由席とあってところどころにお客さんが座っています。
やはり、年輩の方が中心で、時間つぶしのサラリーマンの姿もちらほら。
私もある程度の年の大人ですが、どう見てもダントツ最年少でした。

初の寄席ということで、私の落語の思い出を考えてみたのですが
確か、小学生の時に、一度 林家木久蔵さんの落語にはまって
何度もビデオを巻き戻してみていたのを思い出しました。

あとは、中学生の時に芸術鑑賞で鈴々舎馬風さんが
中学校に来たのを覚えています。
そして、今回の鈴本には、その鈴々舎馬風さんが出演。
なんか、縁のようなものを感じました。
そのほかは・・・「タイガー&ドラゴン」が全て。
どんなところかも分からずにちょっとドキドキの寄席デビューでした。
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今回の出演者は
落語 三遊亭時松
太神楽曲芸 扇家 和楽社中
落語 桂南喬
漫才 ホンキートンク
落語 三遊亭金時
落語 鈴々舎馬風

糸操り ニューマリオネット
落語 三遊亭金馬
漫才 昭和のいる・こいる

落語 橘家圓蔵
落語 春風亭一朝

三味線漫談 三遊亭小円歌
落語 三遊亭小金馬
 らが出演しました。

落語って、想像力と集中力を要する芸能ですね。
でも、集中してお話を聞いていると、どれも
面白い!
落語家さんによって、全然違うし、聞いているうちに
通の方だと、題目が分かるんでしょうね!
タイガー&ドラゴンを見ていたときに、いつも
蕎麦屋のおじさんが「おっ!今日は芝浜だね!」とか
なんとかって、題目を言っていたのを思い出しました。

そして、落語のみならず、いろいろな出し物が楽しめて
人を飽きさせないんですね。
意外にも(失礼)面白かったのが、糸操り。
人形が踊る姿がとても可愛くて、見入ってしまいました。

落語、ほんとうにはまりそうです。
来月はいつ行こうか考え中。
歌舞伎と落語。
また一つ趣味が増えて、大忙しです。

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November 21, 2007

やじきた道中 てれすこ

中村勘三郎、柄本明、小泉今日子の出演で話題となっている
「やじきた道中てれすこ」を観てきました。
ひょんなことから3人の旅が始まり、東海道を歩いていくわけですが
その道中で様々な事件が起こります。
細かいストーリーを追うというよりも、肩の力を抜いて、勘三郎さん・柄本明さんの、仲良しコンビの掛け合いを楽しむといった要素の強い、ロードムービーです。
爆笑する場面もしばしば★
他にも、笹野高史さん、藤山直美さんなど勘三郎さんの舞台でお馴染みの名俳優さんが多数出演しています。
あの空気感が好きなら、必見です!
そうそう、映画のプログラムを買いました。
和風の巾着に入って、なんともかわいい★★

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October 15, 2007

錦秋演舞場祭り(新橋演舞場)

新橋演舞場で行われている
「錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘」 昼の部に行ってきました。

その名の通り、昼・夜共に勘三郎さんが出突っ張りで、大奮闘です!!

まず、一話目は「俊寛」です。
俊寛は大好きなお芝居の一つ。
最初に見たのは幸四郎さんが演じたもの。
次が吉右衛門さん、そして今回は勘三郎さんです。

内容は巌流島に流された3人が京からの迎えを待っています。
その中の一人、成経の結婚が決まったところで待ちわびた迎えが来て
船に乗って4人で戻ろうとしますが、赦免の使者として表れた
瀬尾太郎兼康は帰れるのは3人のみ、と頑なな姿勢を崩しません。

そこで、俊寛は自分は残り、3人を帰すことを決意します。
3人を乗せた船がどんどん遠ざかり、姿が無くなるまで見送る俊寛。

もう、このまま島に残ることを決意した俊寛ではありますが、
未練と、このまま生きていくことを決意した思いが入り混じり
いつまでも船を追いかける姿には何度見ても涙が出る
素晴らしいお芝居です。

「連獅子」
以前、幸四郎さん、染五郎さんによる連獅子は見たことがありますが
今回は勘三郎親子三人による連獅子。
やはり、最後の獅子の毛を振り回すところは圧巻です。

親子、兄弟の息がぴったりと合い、長ーい紅白の獅子の毛が
同じスピードで回っていき、場内は息をのむ感動に包まれていくのでした。

「人情噺文七元結」
落語で有名なこのお話を、巨匠・山田洋次監督が
洗い直し、新たに描き出した作品です。

人情噺なので、笑いあり、笑いあり、笑いあり・・・
働かない旦那役の勘三郎さんは、チャランポランで
お気楽な雰囲気を見事に出して演じあげています。

一方、奥さん役は扇雀さん。
弁の立つ、オバサン役をやらせたらピカイチだと思います。

この話の中で、一番感心した点は、勘三郎演じる左官長兵衛が
あまりにも働かずに、博打ばっかりしていることに呆れた娘(芝のぶ)が
しびれを切らして家を出て、女郎になろうと吉原に行った場面。

そこの女将さん(芝翫)が勘三郎を呼んで、説得にかかるのですが、
この一連の場面での芝翫さんの台詞回しがなんとも自然。

間といい、言葉の切り出し方といい、いい意味でお芝居を観ているきがしないのです。

ここが、人間国宝の方の成せるお芝居なんだなぁと、しみじみ感じてしまいました。

今回も、とても有意義な時間を過ごせました。
やはり、歌舞伎は素晴らしい!

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August 28, 2007

八月納涼大歌舞伎(歌舞伎座)

ちょっと前になりますが、八月大歌舞伎初日に
歌舞伎座に行ってきました。
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八月は、いつもは二部制の歌舞伎が三部制で
一つ一つの部が若干お安いお値段で楽しめます。

歌舞伎座、そしていいお席とくれば
着物で行きたいのはやまやまでしたが、あまりにも暑くて断念!

早く、心地よく着物が着れる季節になってほしいものです。

さて、演目は二部が
『ゆうれい貸屋』
『舌切り雀』
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今回の二部はどちらもコミカルで現代風の、話が分かり易い演目。

『ゆうれい貸屋』は三津五郎さん演じる桶屋の主人が
親が亡くなってから、ろくに働きもせずに昼間から酒を飲んで
堕落した生活を送っています。
そんな旦那に立ち直ってほしいという思いから、奥さんは里へ帰ります。
そこへ、幽霊となった福助さんが登場。
福助さん演じる幽霊のお染は自分を女房にしてほしいと、伝えます。
なんでもしてくれるお染に惚れた弥六はお染を女房として囲う生活が始まります。

幽霊なので夜しか出て来れず、昼夜逆転した生活を送る弥六は、
お染に話を持ちかけられ、恨みを持っている人のところに
幽霊を貸す商売を始めます。
商売は上手く行っていたのですが
雇っていたこと幽霊が成仏して居なくなってしまったり
やはりあざといことをしている自分が情けなくなり
改心して元の生活に戻りメデタしメデタしという内容です。

光っているのは、幽霊を演じた福助さん。
元々、色気があって、弁の立つ女郎の役がしっくりとはまり
いつも素晴らしいと思うのですが
今回も色気・仕草・喋りのメリハリで何度も笑わせてもらいました。

ほんと、福助さん素敵です。

そして次の『舌切り雀』は勘九郎さんとしての最終公演を行った時と同じく、渡辺えり子さんの脚本です。

『今昔桃太郎』では歌舞伎座で大爆笑した記憶があるので
自然と期待も高まります。

またまた大胆な発想で、幕があいた瞬間には様々な鳥の格好をした役者さんが舞台に並び、煌びやかな世界に圧倒されます。

琴や三味線で、白鳥がバレーのように舞ったり
笑いのツボを心得ていて、シュールな話をコミカルに仕立てるあたりはさすがでした。

様々な鳥たちが出てくるのですが、浄瑠璃の方を通訳→オウム役に見立てるところは発想が凄い!と感じてしまいました。

歌舞伎座でみる古典の歌舞伎とは違い
コクーンやパルコの歌舞伎に近いので
きっと古典の好きな方からは賛否両論がでる内容だと思います。

私は何も、古典にとらわれることなく、歌舞伎という芸能の根底は残しつつも
新しい形にチャレンジすることには大賛成なので、楽しく観劇をさせてもらいました。

でも、あまりにも、今昔桃太郎が楽しかったー★★★というイメージが強く、何かちょっと物足りなさを感じてしまいました。

あまりにも長くなってしまったので、三部のお話は端折ります。

表情の変化一つとっても、動きが見逃せない
勘三郎さんがすてきでした。

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March 07, 2007

殿のちょんまげを切る女(新橋演舞場)

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↑なんだんだ!!!これは!!!!
という画像からブログをはじめてみました。

これは、殿のちょんまげです♪♪

先日、新橋演舞場に「殿のちょんまげを切る女」
というお芝居を観にいってきました。

中村勘三郎さんと藤山直美さんのお芝居。
昨年、お二人のお芝居を観にいってからというもの
藤山直美さんの虜になってしまった私。

このお二人がお芝居をすると、もう!漫才の域に
入っています。

絶妙の間、そして機関銃のようなしゃべり。
そしてアドリブ。。。。

今回のお話は、今話題の宮崎県知事のお話。
簡単に言ってしまえば日向の国を治めていたお殿様が、廃藩置県により
知事に立候補するお話。

前半は、笑いの連続。
そして、後半にはちょっとほろりと来るような場面もあり
たっぷり楽しませていただきました。

やっぱり、藤山直美さん最高です!
私は知らない世代ですが・・・藤山寛美さんのコメディーが
どんなものなのか、今、すごく見たくてたまりません。

DVD買っちゃおうかな・・・・どうしようかなって
すごく迷いちゅうです。。。。。。。。

そうそう、この日のお昼は
なんだか無性におこわが食べたくて
20070217_025 歌舞伎座前の
辨松でお弁当を
買っていきました。

以前に食べたときは
おかずの味付けが
異常に濃くて
もう二度と食べるか!!!
と思ったのですが
なんだか今回は
ややあっさりな気がしました。

これなら、また買ってもいいかな??
ほんとに、おこわメインの素朴なお弁当です♪



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January 22, 2007

壽初春大歌舞伎(歌舞伎座)

ちょっとブログのアップが遅くなってしまいましたが
1月6日に歌舞伎座に行ってきました。
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謹賀新年の垂れ幕もかかり、いつもに増して
華やいだ雰囲気です。
(天気予報では雨でしたので、着物を着れなかったのが
 ほんと悔やまれます・・・)
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今月、昼の演目は下記のものでした。

今回は最前列真ん中くらいのお席でしたので
いつもとはちょっと違った視点でも歌舞伎を楽しむことが
できました。

一、松竹梅
華やかなセットの中、松・竹・梅の3部に分かれて
華やかな踊りが繰り広げられる作品。

二、平家女護島 俊寛
やはり、この作品はいい!その一言に尽きます。
以前に幸四郎さん演じる俊寛を見て、迫力の演技に圧倒され
今回は吉右衛門さんが演じるとあり、ほんとうに期待をして
歌舞伎座に行きました。

渾身の演技、ほとばしる汗の一粒一粒までが目の前で見ることができ
俊寛の悲哀がこちらに重く伝わってきます。

客席が静まり、一つになって舞台に集中しているあの空気は
やはりベテランの役者さんだから作り出せるものですね。


三、歌舞伎十八番の内 勧進帳
こちらは幸四郎さん演じる弁慶がみどころの作品。
1月、なぜ昼の部を選んだかというと、俊寛と勧進帳があったから!
勧進帳は11月くらいに新橋演舞場で演じられた、海老蔵さん演じる
弁慶を見て、あの「にらみ」と荒々しく迫力のある弁慶に魅了されたので
ぜひとも幸四郎さんのものが見てみたかったのです。

2つの勧進帳をみて感じたのは
静と動。
幸四郎さんの長年の経験がにじみ出た、弁慶と海老蔵さんの若々しく
勢いのあるもの、それぞれに良さを感じました。

四、六歌仙容彩 喜撰(きせん)
待ってました~~~。
久々の勘三郎さんと玉三郎さんの踊りです。
もう、ほんと、しつこいくらいいつも思うのですが
玉三郎さんは素敵で綺麗すぎます!!!!!!!!!!
女性から見ても、ほんとうに本当に綺麗!
すばらしいですね!

いままで踊りというと、淡々と振りをこなしているもののように
思っていたのですが、全然違いますね。
この席で見ると、細かい目の動きや表情の一つ一つを
感じ取ることができます。
そして、かなり目が合うんですよ!
なんか・・・どうしていいかこちらが戸惑ってしまいます。

最前列というのも、なかなかいいものでした。


この日はもう一つ、イベントが・・・・
木遣り始め
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これを見てみたいと思って6日を選んだのですが
お正月らしく華やかで、なんだかいいことがありそうな!!!気分になりました。

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October 21, 2006

芸術祭十月大歌舞伎(歌舞伎座)

ずっとずっと、ブログを更新できない日々が続き・・・

かなり前の話になってしまいましたが
歌舞伎座にて「芸術祭十月大歌舞伎」を
観て来ました。

ちょうど気候がいいこともあり、今回は
着物で歌舞伎座へ行ってきました。

写真をアップしようとしたのですが・・・・
ない!!!
残念ながら、撮れていませんでしたので
写真のアップはまた次の機会に!

今回は昼の部で、演目は
芦屋道満大内鑑  葛の葉
安倍安名に命を救われた狐が葛の葉姫に化けて
夫婦となります。
しかし、ある日、本物の葛の葉姫と対面してしまうことで
身を引くことに。。。
口に筆をくわえたり、左手を使ったりしながら
「恋しくば尋ねきてみよいずみなる信田の森のうらみ葛の葉」
という歌を書き残して狐の葛の葉は姿を消していきます。
狐の葛の葉の悲しさが表現された作品です。

寿曽我対面
源頼朝から信頼の厚い、工藤左衛門祐経の祝宴のさなか
父を工藤に殺された、曽我十郎と五郎の兄弟が姿を現します。
十郎は菊之助さんにぴったりな物腰の柔らかい、穏やかな青年。
海老蔵さんふんする五郎は逆に血気盛んな荒々しい青年。
なんだか、二人をそのまま表しているような舞台。
勢いのある、海老蔵さんの荒事が印象的でした。


一谷嫩軍記
幸四郎さんのお芝居を見ていつも思うことは
涙を誘うお芝居には欠かせない役者さんだな!ということ。
客席全体を舞台に引き込ませる演技は圧巻です。

お祭り
いなせな鳶頭松吉を演じるのは仁左衛門さん。
軽快で爽快な踊りが楽しめました。

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September 21, 2006

秀山祭九月大歌舞伎(歌舞伎座)

先日、歌舞伎座へ足を運び、昼の部を鑑賞してきました。

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今回は、初代中村吉右衛門生誕百二十年ということで
吉右衛門さん、幸四郎さん、染五郎さんが顔をそろえています。

そして、今回の公演を記念したお弁当も登場。
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昼の部の題目は

・車引

・引窓


人を殺めた大関濡髪長五郎が実母の下へ戻ると
ちょうど義理の息子、与兵衛が代官となったところに出くわします。
初仕事が濡髪長五郎の捕縛となります。。。
実の親子と義理の息子、捕らえるに捕らえられない
双方の苦悩を描いた作品。
吉右衛門も演技が光っていた作品です。
・六歌仙姿彩
踊りって眠くなる・・・なんて声も耳にしますが、私は結構好き。
染五郎氏の飄々とした、軽やかな踊りが楽しめるこちらの作品は
まるで、NHK教育テレビ「からだであそぼ」の
「いざやカブかん」を彷彿とさせるものでした
http://visual.ponycanyon.co.jp/pickup/visual2/pcbk50050/

なんで私が、こんなの知ってんの??って話ですが・・・


・寺子屋
なんとも切ない物語を幸四郎氏、吉右衛門氏が演じきります。
私の解説などでは、薄っぺらなものになってしまうので
ぜひ、観劇ください。

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August 30, 2006

明日の神話

会社帰りに汐留に行ってきました。
明日の神話を見るためです。

数十年前に岡本太郎氏が製作し、その後行方不明となっていた巨大壁画が期間限定で展示されています。

絵画の鑑賞は好き。
作品の前に立ったときに、ぞくぞくっと鳥肌が立つような、気を感じたり・・
数十年、数百年前に、その作者がどんな思いで描いたのだろう?
なんて、いろいろなことを感じられるから。

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この作品もただ大きいだけではなくて、岡本太郎氏
らしい、気迫・熱・ワァァーッと中から湧き出るパワーを感じました。

鮮やかな色使い。
全体的に力強さを感じます。
数十年たった今も・・・・

岡本太郎氏、やっぱり何かがすごい気がする。

今度は、川崎市にある美術館に足を運んでみよう!

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August 27, 2006

八月納涼歌舞伎(歌舞伎座)

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8月の歌舞伎は、普段と違い3部仕立て。
2部の公演を観劇してきました。

演目は
・吉原狐
・団子売
・玉屋
・駕屋


吉原狐は、吉原で働く芸者おきちを中心とした
ものがたり。
おきちのそそっかしさ、何でも早とちりしてしまう
性格から、ちょっとした事件が繰り広げられます。

おきちを演じるのは、福助氏。
はまり役の女形。
そして、漫才のようなテンポのいい喋りが
劇場中を笑いの渦へと巻き込んでいき、
大変楽しい物語でした。

そして、そのほか3つは踊り。
三津五郎氏の歯切れのいい、力強い踊りが
大変印象的でした。

まだまだ、着物には暑い季節ですが
秋~冬に向け、また着物で歌舞伎座を訪れたい
ものです。

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July 21, 2006

七月大歌舞伎(歌舞伎座)

この三連休の初日に、歌舞伎座に行ってきました。

着物も着たいとは思ったものの、この猛暑の中
今回は断念しました。
きっと着てたら、全身あせもで死んでいたでしょう。。。


今回の演目は
・夜叉ヶ池
・海神別荘


両方とも、「泉 鏡花」の作品で
今回は坂東玉三郎が演出を行っています。

泉鏡花の文学作品を読んだことが
ない私ですが、一目見て
「こういう作風かぁ~」と分かりました。

全体的に、幻想的・神秘的。。。。
ふわふわ~~っと幻想的な世界に
夢を馳せるような雰囲気です。
それでいて、ふわふわ幻想的な夢見る世界に
とどまらず、最後は憎悪なども絡んでくるような
内容でした。

Dscf0001

なんと言っても、今回は衣装やセットが印象的。
着物ではなく、ドレスを着ていたり・・・
海神別荘では、海底を表現するセットは
テレビで見る、デヴィ婦人やカリヤザキショウゴさんの
家のリビングのようなきらびやかさでした。

そして、海老蔵さんの美しいこと!
なんて整った顔なんでしょう!
惚れ惚れするほど、舞台に映えています。
Dscf0003

そして玉三郎氏は美輪明宏ばりのドレスです!
きっとこういう世界が好きなんだろうなぁ~と
感じさせます。

また、今回の舞台で印象的だったのは
春猿氏。
春猿氏というと、「踊るさんま御殿」の
オネエの印象しかありませんでしたが
とっても美しいいでたち。
美しい立ち居振る舞い、透る美しい声!
どれをとっても、女形をとっても美しく
演じきっていました。

今回が歌舞伎座に初めて足を運ぶという方に
とっては、ビックリな舞台となるでしょうが、
私としてはこんな演出も歌舞伎座でありうるんだなぁと
感じた舞台でした。

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April 23, 2006

東海道四谷怪談・北番(コクーン)

先日鑑賞した、東海道四谷怪談・南番がとても面白かったので
北番も見たくなり、足を運びました。

今度はチケットもないので、当日券狙いです。
千秋楽が近づくにつれ、並ぶ人の数も増えているとのことで
心配ではありましたが、なんとか1等席を確保することができました。

北番は演出に串田和美さん色が色濃くでていることと
三角屋敷の場面という、南番には出てこない場面のお芝居があります。

面白いのは、音楽が和楽器での演奏でないこと。
歌舞伎ですから演者さんが和装なのに、和楽器でないのは
なんだか不思議な雰囲気を作り出します。

私としてはこれにはかなり違和感を感じました。
斬新ではあるけれど・・・

お芝居の中で、お岩さんが自分の顔が崩れていることを知り
悲しみのどん底に陥ります。
そして旦那である伊右衛門には裏切られ
伊右衛門が新しいお嫁さんをもらう日に
お歯黒を塗るシーンがあります。

毒とは知らず、もらった薬への感謝の念を
ひたすら伝えようとするシーン。
お岩さんがほんとうに哀れに感じられます。

そして顔が崩れていることを知るシーン
そしてお歯黒を塗るシーンへ。
この場面は何度見ても鬼気迫り、固唾を飲んで見守ってしまう場面。
四谷怪談の中で一番緊張感があり、客席も
シーンと静まり返る場面。

でもここで、音楽が洋楽だと、なんだかおどろおどろしさが
半減してしまうのです。

ちょっぴり残念なところでありました。

でもきっと、これもコクーンだからこそ出来る
新しい歌舞伎への試みの一つでしょう。
いろいろなことを試行錯誤しつつ、コクーン歌舞伎は
進化して、一つのスタイルを作っていくんでしょうね。

コクーンはコクーンで、ぜひとも毎年続けていってほしい舞台です。

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April 06, 2006

東海道四谷怪談(東急文化村)

今月の歌舞伎は、文化村コクーン歌舞伎です。

中村屋を中心に観ているせいか、最近は
歌舞伎座を離れ、渋谷に赴くことの多い私です。

今回の演目は「東海道四谷怪談」
以前にも、勘三郎さん演じるお岩さんがとても
よかったので、自然と期待が高まりました。
そして、今回は串田和美さんの演出。
どんなお岩さんが見れるのか、楽しみでした。

Wine20060322_011

話の内容は、もうとても有名ですよね。
お岩さんが産後の肥立ちが悪く、近隣の方から
お薬をいただきますが、それはお岩さんの
ご主人・伊右衛門を狙っての策略。

毒をもられたお岩さんの顔はたちまち崩れていき
ついにお岩さんは亡くなってしまいます。
そこから、さまざまなたたりが起きるというものです

お岩さんがおはぐろを塗り、紙を梳かすシーンは
鬼気迫るものがあり、とても迫力のあるもの。
固唾を呑んで見守ってしまいます。

そして今回の演出では、堀の場面で水をふんだんに
使います。
亡霊となったお岩さんが水の中から出てきたり。
水の中に飛び込んだり・・・
そのスケールが、ピチャピチャとしぶきが飛ぶなんて
もんじゃないのです。

幕間では、前のほうの席には合羽とビニールシートが
配られ、七之助さんと笹野高史さんが出てきて、
水のよけ方教室が開かれました。

そして本番では、ものすごい量の水しぶきが舞い
役者さんも面白がって、わざと水をかける始末。

そのほかにも、床からお岩さんが登場したりと
見所満載の演目でした。

今回の四谷怪談では北番・南番と演出の違う
二つのお芝居があるのです。
ぜひ、もう一方の北番にも足を運びたいと思っています。

そして・・・来年の夏には、またまたNY公演が
あるそう!
これも行ってみたい!
これから、NY公演積み立てをしようかと
計画中です。

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March 05, 2006

決闘!高田馬場(渋谷PARCO)

三谷幸喜氏、演出によるPARCOでの初めての歌舞伎公演
「決闘!高田馬場」
を観てきました。


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赤穂四十七士の一人、堀部安兵衛が
叔父の助太刀として高田馬場に駆けつける
までの物語。

堀部安兵衛役を市川染五郎氏。
安兵衛と同じ長屋の住人を中村勘太郎氏が
熱演しています。
勘太郎さんが見るたびに表情も何もかも
勘三郎さんにそっくりになっていくのを感じます。

パルコ劇場という小劇場の中を駆けずり回り
ところどころに三谷氏らしさが出ている舞台です。

まず始まりからして普段見る歌舞伎とは
全然違います。

セットが何もない舞台の上方に長唄や竹本の
方たちが並びます。
和の小太鼓をドラムのように打ち鳴らし
現代風の演奏が始まるのです。
ここからして、ワクワクと胸が高鳴ります。

そして、歌舞伎の舞台の中では三谷色が
炸裂。
ここでも・あそこでも笑わせてやろう!!という
三谷幸喜氏のいたずらっぽい表情が
浮かんでくるようです。

歌舞伎でありながら、観客を爆笑の渦に
巻き込む演出。
今回は渋谷パルコという土地柄もあり
客層も歌舞伎座と違い若い方が多くいらしていました。

「これも歌舞伎」という視点で、歌舞伎への興味が湧き
歌舞伎になじんでいきやすい作品ではないでしょうか。

非常にチケットの入手が困難な作品だときいていますが
これも納得できる内容です。

できれば、もう一度観たいですもん!



そして、そして、今日は歌舞伎のはしごをしてしまいました。

夕食までに時間があったので、歌舞伎座で一幕見を
してきました。

takadanobaba20060304_001

富十郎氏と菊之助氏が演じる
「二人碗久」です。

一日のうちに、古典の伝統的な歌舞伎と
現代風にアレンジしたもの二つを観て
なんだか不思議な気持ちになりました。

あれも歌舞伎・・・これも歌舞伎・・・
なんだなぁ~~と。

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February 11, 2006

ヨイショ!の神様(新橋演舞場)

中村勘三郎さん出演「ヨイショ!の神様」を観に新橋演舞場に
行ってきました。

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こちらは、中村勘三郎さん演じる太鼓持ち(幇間)を主人公とした
昭和初期が舞台の痛快コメディー。

ここまで観にいくと、もう完璧に「勘三郎マニア」です。
しかも真ん中の2列目。
気合入った席での観劇でした。

今回の劇は芸達者な方が勢ぞろい。
その中でも
藤山直美さん
中村勘三郎さん
柄本明さん
の3人のやり取りはピカイチ。

藤山さんと勘三郎さんのやり取りは
夫婦漫才を見ているよう。
息がぴったりなのです。

早口で展開される会話の一つ一つに
思わず爆笑。
ギャグも粋で気が利いています。

そこに入ってくる柄本明さんの演技。
天然のようで計算ずく。
そして、アドリブ満載のよう。
演者の方たちも思わず笑いが止まらなくなっている
姿が何度もありました。

藤山直美さんの体全体を使い、顔全体を使っての
演技に感動。
直美さんのみならず、お父様「寛美さん」のDVDも
見てみたくなりました。

さぁ、来月は中村勘太郎さんの
「Parco歌舞伎 決闘・高田馬場」
4月は「四谷怪談」と今年も
中村屋から目が離せません。




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February 05, 2006

ルミネtheよしもと

先日、ひさーしぶりにお笑いを観てきました。
今回は食から離れてお笑いネタです。

実は私、お笑いが大好き☆
学生の頃は、本場の笑いが見たいがために
NGK(なんばグランド花月)に足を運んだほど。

新宿ルミネに劇場が出来てからは
一時期、毎月一回はお笑いデーを作っていたほど。

でもお笑いブームのせいか、最近お目当ての公演がとれなくて・・
久々のよしもと、そして遅れ馳せながら、笑い初めとなりました。

レギュラー
友近
南海キャンディーズ
村上ショージ&ブラザース
ニブンノゴ
佐久間一行
チーモンチョーチュウ
博多華丸・大吉
パンクブーブー
千原兄弟

かなり粒揃いのメンバー。
ここで面白さを解説していたら、だれもが読み飽きてしまうほどの
長さになってしまうと思うので
はしょりますが、バカ笑いの連続でした。

千原兄弟は大好きな芸人さんの一人で
千原兄弟だけは外せないという感じで
今回の公演も選びました。

初めて見た、チーモンチョーチュウや博多華丸・大吉も
なかなか当たりでした。

佐久間一行もいい味だしてます。
ネプチューンのホリケンのような、佐久間ワールドに
いつのまにか吸い込まれてしまうんです。

一度見てしまうと、辞められなくなるこの中毒症状。
また、来月も行きたいと企みちゅうです。

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January 25, 2006

信長(新橋演舞場)

新橋演舞場で公演されている「信長」を観劇してきました。

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市川海老蔵主演。
私が歌舞伎に興味をもつきっかけとなったのが海老蔵さんであり
歌舞伎ではない時代劇(?)の世界でどのような演技をみせてくれるのか
とても楽しみにしていた舞台でした。


内容はタイトルの通り、織田信長が、まだ家を継ぐかどうかという頃から
本能寺の変にて最後を迎えるまでの物語。


どうにもこうにも、作家が悪いのか!?展開の繋ぎが悪くて。
何度も睡魔が襲いました。

もう少し滑らかに場面を変えられないものか?
巧く見せ場を引き立たせた構成ができないものかと
素人ながらに思ってしまいました。

あとは音楽。
今をときめく、クラッシックの華やかな音楽が流れるよりも
やはり私にはお三味線・鼓、そして「よーっ」という声のほうが
落ち着く気がしました。
ここら辺は人それぞれの好みの問題かもしれませんが・・・

でもさすがに、立ち回りや舞いの姿は海老蔵さん、際立っていました。
歌舞伎では合戦のシーンは型でしかありませんが
勢いのある立ち回りは迫力があり、人々を魅了するものでした。

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December 21, 2005

十二月大歌舞伎(歌舞伎座)

待ってました★★
久々に中村屋が歌舞伎座に帰ってきました。
そして、勘三郎さん見たさに、夜の部に足を運んできました。

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今回の演目は

恋女房染分手綱 重の井
船弁慶
松浦の太鼓

の3つ。

改めて実感!
勘三郎さんには不思議なオーラ・そして魅力が備わっていることを感じます。
人をひきつけ、舞台にのめり込ませるチカラ。
客席を一体化させ、客席全体を盛り上げるチカラ。

勘三郎さんが出てくるたびに、一挙手一投足まで見逃してなるものか
という気持ちになり、舞台に集中してしまうのです。

役を演じているという型にはまった感じがないからでしょう。
その役の人物、本人のように錯覚を起こす演技なのです。


天性のものなのでしょうね。
今回も勘三郎ワールドを堪能したひとときでした。

そして、今回は私にとって記念すべき、着物デビューでもありました。

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某懐石料理店でのアルバイトの時に着物を着用したことから魅力を感じ、
是非とも着物で歌舞伎座に行ってみたかったのです。
歌舞伎座の雰囲気と着物。ほんとに合うんですよね。
背筋がピシッと伸び、いつもとは違った心持ちで観劇できた気がします。

汗っかきの私には、夏の着物は耐えられないと思いますので
涼しい時期はまた、着物で足を運びたいものです。

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November 26, 2005

吉例顔見世大歌舞伎(歌舞伎座)

やはり、月に1回は歌舞伎が見たくなるもの。
もう、習慣づいてしまったので・・・

と言うことで、今月は一幕見で見ることにしました。

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演目は
日向嶋景清
鞍馬山誉鷹
連獅子

日向嶋景清の景清は中村吉右衛門さんが演じたのですが
以前に見た松本幸四郎さん演じる俊寛とかなり私の中で
ダブりました。

しかも泣く場面などは、お2人とも本当に似ていて・・・
やはり兄弟!と妙なところで納得でした。

そして次の演目、鞍馬山誉鷹は、中村富十郎さんのご長男
大くんが今月、初代鷹之資を創名されたことによる、お祝いの
舞台だったのです。

牛若丸を演じる鷹之資くんを見ると、子供を見守るような心境に
なってしまうものです。
でも、舞台での立ち居振る舞いはバッチリ決まっていて
将来が楽しみですね。
子供が歌舞伎を演じているのって、なんだか好きなんですよね。
歌舞伎って伝統芸能ですし、私でも分からない言葉が多いのに
そうした台詞を発し、歌舞伎の形を決めている姿がなんとも
かわいいのです。

そして最後は、連獅子
松本幸四郎さん、市川染五郎さん親子によるものでした。
一度は見てみたいと思っていた演目。
やっと、見れる喜びでワクワクしていました。

私、最近、染五郎さんにはまっています。
ほんとうに、踊りがステキなのです。

しなやかさ、キレ。
みごとに二つを併せ持っているという感じがします。
(全然、踊りのことが分からない私ですが、これは間違いないと思う)

連獅子の首の振り方はすごいですね!!
グルングルングルングルン・・・・・ものすごい回数首が回るのです。
あの重たい長髪のかつらをかぶりながら、すごく大変な動きですよね。

それを最後まで、キレのある振り方でまわすのです。
これは圧巻!!!

見れて良かった!!!と心から思いました。

最後に、個人的にちょっとウケたのは、回し終えた後に
黒子というか、後ろに控えている方が、獅子の毛の乱れを直すのです。
撫でて整えている姿を見て「これって、必要なのかしら・・」と
ちょっとウケてしまいました。

さて、来月は勘三郎さんが歌舞伎座に戻ってきます。
今から、本当に楽しみです。
涼しくなってきた(いや、それを通り越して寒いけど)ので
着物で、歌舞伎座デビューを果たそうかと目論見中です。

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November 13, 2005

アレグリア

昨日はものすごいものを目の当たりにしてきました。
とはいっても「アレグリア」です。

いつから公演が始まったのか定かではありませんが、今月で
日本公演は最後とのことで、半年ぐらい前に友達がチケットを
とってくれました。

おかげで、席はセンターの前から2番目。
ものすごくいい席です。

キダム・アレグリア等々、シルク・ド・ソレイユの公演がどんなものか
あまり知らなかった私ですが、観てびっくり出した。


外国の方のショーらしく、ステージ上での演技だけではなく
お客さんを巻き込んで、参加させることで会場の一体感を作り上げ
ショーを完成させるという趣向がいたるところに施されていました。

時にはお客さんがピエロに呼ばれてステージに上がったり
雪に見立てたのもすごい量の紙吹雪が客席に降ってきたり・・・

そしてステージ上でのショーは幻想的な世界に人々をいざなう
人間とは思えないような超人技の数々なのです。

いとも簡単にクルクルクルクルと人間が回ってしまったり
細い棒の上で子供を抱えたまま回転したりと、言葉で表現しても
伝わりきらないほど、人間の身体能力の極限を見たという感じでした。

不思議なもんで、あそこまですごいことを簡単にこなす姿を見ると
逆に簡単に自分にもできるのではないか??というような錯覚に
陥るもんでしたよ。(ぜ~~~ったい無理だけど)

本当にすごい世界を見た後は、興奮で話題が尽きませんでしたし
「アレグリア~♪」というCMでおなじみの曲が頭から離れませんでした。。

実は昨日は私の○○歳の誕生日。
この後もケーキを食べたり、おいしい夕食を食べたりと楽しい一日だったので
他の情報は追ってブログにアップしたいと思います。

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October 15, 2005

夢の仲蔵千本桜(歌舞伎)

日生劇場にて夢の仲蔵千本桜を観劇に行ってきました。

松本幸四郎演じる、中村仲蔵という大部屋役者が、名優へと成長し、座頭になるのですがもとの出が大部屋役者ということで、座の中で巻き起こる様々な事件を取り上げた作品です。
劇中劇として義経千本桜が演じられたり、楽屋風景が舞台に登場したりと、いろいろな場面を楽しめる舞台でした。

一番印象的だったのは、市川染五郎さんの演技です。
踊りはとてもしなやかな動きで、見ていて、すーっと人の心の中にはいってくるような
ものでした。また、演じるとギャグを取り入れたり、結構面白いキャラクターなんですよね。
しかも、今日の演目の中では宙吊りあり、早移動あり・・・
大活躍でした。
それにしても、あの瞬間移動・・・どういう仕組みになっているんだろう??

日生劇場に行くのは初めてでしたが、声が良くとおる劇場だなぁ、という印象を持ちました。
でも壁などを見てしまうと洋風に出来ているんですよね。
やはり、歌舞伎座のあの雰囲気にはかないません。
比べてしまうのがいけないのかもしれませんが、歌舞伎座で見るのが
歌舞伎の醍醐味のひとつなのでしょうか。

さて、歌舞伎鑑賞後、夜ごはんまでどうやって時間を使おうかと思って
日比谷の町をプラプラと歩いていました。

そこで急に思いついたのが、「スカイバス・東京」
2階建てで屋根のないバスで、東京の街をめぐるツアーバスです。
ちょっとおのぼりさんかな?とも思いましたが、乗ってみたいと思っていたので
さっそく切符を買って乗り込みました。

所要時間は50分ほど。
丸ビル前からスタートし、皇居・イギリス大使館・国会議事堂・霞ヶ関などを
バスでめぐります。
いつも見慣れている景色ではあるのですが、開放感のあるバス
そしてガイドもついているので、豆知識が入ってきます。
皇居の周りが誰々のお屋敷だったとか・・・現在の明治安田生命ビルの場所は
安藤広重の誕生の地だったとか・・・

新発見がいろいろあり、ワクワクした50分でした。
歴史も、こうやって現在とリンクさせて覚えるともっと楽しくなりそうな
気がしました。

(関係ありませんが)
私は今、司馬遼太郎の「燃えよ剣」という小説にはまっています。
新撰組のお話なのですが、近藤勇・土方歳三など、歴史上の人物の
人柄が身近に感じられ、歴史にあまり興味のなかった私ですが
新撰組に関してもっといろいろ知りたい心境になってます。
ほんと、知るって楽しいと思う今日この頃です。

さて、美食探究記の主旨であるお食事に関してですが
今日はまた美味しいレストランに出会ってしまいました。
文章が長くなってしまったので
その報告は後日お伝えしますね。

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September 24, 2005

九月大歌舞伎(歌舞伎座)

今日は九月大歌舞伎、昼の部を一幕見で見てきました。

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最初の演目は「豊後道成寺」
雀右衛門さんによる踊りの舞台でした。

正直、この踊りはうっとり観賞するには値しないと思いました。
お年のせいでしょうか?85歳というお歳を考えれば、舞台に上がっていること自体が
すごいとは思うのですが・・・・・
やはり動きにメリハリが見られず、がっかりしてしまいました。
比較するのは申し訳ないことですが、改めて玉三郎さんの踊りの素晴らしさを感じてしまいました。

その後は「東海道中膝栗毛」
待ってました~、の演目です。
おなじみ弥次さん、喜多さんが日本橋から尾張名古屋に向かうストーリーですが、行き着くところが違う!なんと時空を超えて愛・地球博なのです。
舞台自体がかなり現代風にアレンジされ、時流にあったギャグも満載。
逃げ回っている、赤堀伊右衛門が己の身を案じて占い師の元へ向かうのですが
出てくる占い師はどう見ても細木数子なのです。
そんな場面もありつつ、最後に辿り着く、万博会場では、吉右衛門さんと富十郎さんが
モリゾーとキッコロに扮して出てきました。
チャメっけたっぷりの舞台ですが、ベテランのお二人なだけに見せ場は多く
見応えのある舞台に仕上がっていました。


初心者にも分かりやすく楽しめる一幕でした。

歌舞伎の後は、お楽しみのごはんに出かけましたがその報告は
また明日いたします。

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August 21, 2005

八月納涼歌舞伎

昨日は八月納涼歌舞伎を観劇に歌舞伎座に行ってきました。
8gatu_kabuki_002
私達がもっていたチケットは3部の「法界坊」のものでしたが
銀座に用事があったので、早くから並び、一幕見で2部も見てきました。

まさに、歌舞伎一色の優雅な一日です。

2部の演目は ・伊勢音頭恋寝刃
         ・蝶の道行
         ・京人形
       

伊勢音頭恋寝刃
8gatu_kabuki_003 簡単な内容としては、お家の重宝を騙し取られてしまい
それを最終的には取り返し、めでたしめでたし。。という
お話でした。
歌舞伎ってよーく考えてみると、大切なものをなくしてしまったり
騙し取られて、奪い返すための旅に出て、そこで色恋沙汰が
起きるというのが非常に多いですね。
今回は、仲居の役として登場する勘三郎さんが、非常にいい味を
だしていました。
”うるさい、オバザン”という感じの役がはまり役ですね。

また、弥十郎さんが、あまりかわいくない遊女(?)の役で
でてくるのですが、これがとっても滑稽でした。
私の中では、「真夜中の弥次さん喜多さん」にでてくる、松尾スズキさんが演じる
髭の花魁とだぶってしまいました。

蝶の道行
この演目は染五郎さんと孝太郎さんの踊りです。
蝶に扮し、手先のひらひらとした繊細な動きが印象的でした。
やはり、孝太郎さんの踊りはお上手ですね。
何度見ても見入ってしまいます。
日本舞踊を習いたい気持ちが再燃です。

京人形
扇雀さんが木彫りの人形に扮し、またその人形が踊りだすという
筋で、とてもユーモラスのあるお芝居でした。
木で出来た人形の滑稽な動きを見事に演じていました。
近くにいらした、外国からのお客様も「ピノキオ!」と言って
とても楽しそうに観劇されていたのが印象的でした。

この3作で2部も終わり・・・私達は1階席へ行くために再び
入場しました。
houkaibou
今回は中村屋友の会のご招待歌舞伎だったのですが、8月初旬にお席が
取れているかどうか確認したところ、「申し訳ございませんが、補助席での
ご観劇となります」とのことでした。
ちょっと気持ちも沈んでしまったのですが、楽しみにしていた「法界坊」
見れないよりはましだと思い劇場に向かうと、お席がご用意できましたとの
報告をうけました。
チケットを見ると、7列目のど真ん中!

とってもいいお席をご用意いただき、再びテンションも上昇!

コクーン歌舞伎での「櫻姫」に続き、串田和美氏の演出による
現代風にアレンジされた歌舞伎なので、どんな仕掛けが登場するかと
楽しみにしていました。
舞台と花道のみならず、客席を役者さんが走り回ったり、勘三郎さん演じる亡霊が
すっぽんから出てきたかと思うと、ワイヤーで吊り上げられて宙を舞ったりと
面白い仕掛けがありました。

毎回思うのですが、勘三郎さんって本当にすばらしい役者さんですよね。
台詞回しがセリフを覚えてしゃべっているのではなく、自分の言葉となって
発せられているというのが伝わってきます。
また、機転のきいたアドリブが客席を爆笑の渦に巻き込むのです。
笑いっぱなしの観劇でありながら、最後の見せ場は歌舞伎らしくきめる。
さすがだなぁと感心するばかりでした。

今回は前のほうの席だったので、役者さんの目の動きまで見ることが出来
面白さもひとしおでした。
6時開演で休憩をはさみ、9時半すぎまでのお芝居でしたが、もっと長い時間
見ていたいと思わせるのは演技力ですよね。

次回は何が見れるか、そしてどんな勘三郎さんが見れるかとても楽しみです。



        

 

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July 28, 2005

NINAGAWA十二夜(歌舞伎)

楽しみにしていた、七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜を観てきました。

NINAGAWA???と思われた方もいらっしゃるはず。
今月はあの蜷川幸雄さんが演出をされ、シェイクスピアの十二夜を
歌舞伎で上演したのです。

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出演者は尾上菊五郎さん、菊ノ助さんをはじめとする菊五郎劇団の方たちです。
まず、幕が開いた瞬間が驚きのひと時でした。
幕の奥は全面鏡張り!
客席が全面に映るのです。
そして、次に鏡の奥に櫻の大木。そして、少年達の美しい歌声が響き渡るのです。
普段の歌舞伎の公演とは全く違う趣向の、幻想的な空間に感動してしまいました。
あの一瞬の風景・・・なんと表現したら良いでしょう。。。
さすが、世界のNINAGAWAですね!
人を惹きつけるチカラを感じました。

お芝居のほうは、一人3役を演じる菊ノ助さんが大奮闘です。
早代わりと、声色の使い分けにはあっぱれ、という感じです。

そして、終始、阿呆に徹する松緑さんの演技は一見の価値ありです。

内容は、兄弟の別れから始まり、左大臣・姫・公家たちの恋の糸が
絡み合うというもの。
いつの時代も、恋の糸は絡み合い、もつれ、なかなか一筋縄では
いかないものなのねっ。
なーんて、しみじみ感じてしまいました。

セリフは現代の言葉に近いので、普段の歌舞伎よりもずっと分かりやすく
歌舞伎に慣れてないかたでも、楽しめると思います。

ここ数回、古典ではなく、現代版にアレンジした歌舞伎を観ていますが
古典とは違う面白さを味わうことができます。
歌舞伎への入門としてもいいと思いますし、新分野としても充分楽しめる
内容だと思います。

来月は、歌舞伎座にて、串田和美さん演出の勘三郎さんのお芝居が
あります。
こちらも今から、ワクワクです。

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June 21, 2005

桜姫(コクーン歌舞伎)

コクーン歌舞伎、桜姫を観に行って来ました。ここで観るなら醍醐味は平場席ということで、座布団敷きの席で観ました。終わったころには、ものすごくおしりが痛くなっていましたが、風流な席ではないでしょうか。
歌舞伎座で観るのとは違い、より臨場感に溢れ、役者さんを身近に感じることのできる舞台でした。
福助さんの桜姫としての可愛らしさと妖艶さ、橋之助さんの力強い演技、勘太郎・七之助の役どころもそれぞれに生かされており、現代的な魅力に溢れた舞台を堪能しました。
歌舞伎は奥が深いですね。これからも楽しみでなりません。
気付けば周りには有名な作家さん、演出家さん、舞台俳優、アナウンサーなどなど総々たるメンバーに囲まれていました。

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May 25, 2005

5月大歌舞伎②

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5月のはじめに、昼の部を堪能した私ですが、どうしても夜に見たい演目があり、またまた歌舞伎座まで足を運びました。
とは言え、大人気の勘三郎さんの襲名披露とあってチケットは即日完売。
チケットはショップに行ってもプレミアがついており、到底買える値段ではありませんので、4階席の一幕見でがまんです。

でも、これがまた凄い人気。お昼過ぎに並び始め、四時間弱。やっとの思いで通しのチケットを購入し、席につきました。

今回の演目は
義経千本桜
これは、海老蔵さんが義経、菊之助さんが静御前を演じましたが、海老蔵さんの整った顔にまたまた見とれ、菊之助さんの女形のかわいさに、見入ってしまいました。
中心となって演じるのは、佐藤忠信を演じる、菊五郎さん。軽快な動きと幾つもの舞台の仕掛けで、見るものを飽きさせない演目となっていました。

鷺娘
玉三郎さんの踊りです。
もう、素敵!の一言に尽きます。
なんてしなやかでこまやかな手足の動きなんでしょう。
女性でも真似できないですね、あれは。
今後、歌舞伎の世界で、玉三郎さんの今のポジションを継いでいかれる
方は出るのでしょうか?
玉三郎さんがあまりに美しいため、なかなか難しいような気がしてなりません。
踊りを見るたびに、子供の頃に日本舞踊をやっていなかったこてが悔やまれます。

野田版  研辰の討たれ
これが今回、一番楽しみにしていた演目です。
野田秀樹さんの演出ということで、歌舞伎の枠を越え、爆笑・爆笑・大爆笑の舞台でした。

アドリブ満載、ギャグ満載、しまいには「真夜中の弥次さん喜多さん」の喜多さん(七之助)まで出てきました。
勘三郎さんの軽快な台詞まわしに2時間弱、笑い続けました。
歌舞伎と現代のお芝居の中間的な雰囲気です。
昨年12月の渡辺えり子さん演出「今昔桃太郎」以来の爆笑舞台でした。
たまにはこういった形式も、役者さんの個性が出て楽しいものですね。

あっ、そうそう今日は4階席でしたので、大向こうさんの姿を初めて
間近で拝見しました。
「○○屋ぁ~」という掛け声、素敵ですね。
でも、あれって女性はやってはいけないんですよね。
としをとってから、あれができるチャンスに恵まれる、男性がうらやましいです。

さて、楽しい歌舞伎観劇には美味しいごはんがつきものですが、
今回はちょっと長くなりましたので、続きはまた明日!

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May 22, 2005

ゴッホ展

5月22日で展示が終わってしまうとのことで、慌てて竹橋の国立近代美術館で開かれている「ゴッホ展」へ。

が、しかし、みんな考えていることは同じでした。
夕方6時すぎに着いたにもかかわらず80分待ちとのこと。
でもここで引き下がる訳にもいかず、並んで見てきました。

数年前に、某所で見たゴッホ展とは違い、なかなかの充実ぶりでした。

ゴッホの大胆でありながら計算された鮮やかな色づかいは、やはり人の目を引き付けるものがありました。
また、ゴッホの浮世絵の模写には前から興味があったので、生で見れたのは感慨ひとしおでした。

でも場内は黒山の人だかり、有名な作品の前では人を掻き分けないと見れないのです。
せっかくなら落ち着いた雰囲気で見たかったけど、仕方ないかな。

いつかはアムステルダムのゴッホ美術館に行きたいなぁなんて、思いをはせた一日でした。

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May 07, 2005

5月大歌舞伎

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今日は中村勘三郎襲名披露 5月大歌舞伎を見に、歌舞伎座へ。

今回はとても良いお席でした。歌舞伎座に行ったことのある方ならすぐにわかると思いますが、西の桟敷席だと、優雅な気分は味わえますが、花道で舞う役者さんの背中ばかりを見ることになってしまう。

かといって、東の桟敷席だと遠すぎる・・・

でも今日は、一階席の西の桟敷横の花道を通る役者さんがばっちり見える位置でした。それだけでも、かなりハイテンションに!

そして今日の演目は以下のとおり

  • 菅原伝授手習鑑  車引
  • 芋堀長者
  • 弥栄芝居振
  • 梅雨小袖昔八丈

菅原伝授手習鑑では、勘太郎さんの力強い演技が目を引きました

芋堀長者では、三津五郎さんの滑稽な踊り。さすがです。踊りを極めている方だからこそ、人に笑いをもたらしたり、時には見入ってしまうような舞を見せてくださいました。

そして、弥栄芝居振は3月4月とは趣向の違う、口上の意味をもつ一幕でした。そうそうたる面々の俳優さんが両側の花道にずらりと並ぶ姿は圧巻でした。この一幕だけでも、見る価値ありといった感じです。中村勘三郎さんという役者さんの大きさを感じます。

そして、列の中央には海老さまのお姿が・・・

海老蔵さんをこんな近くで見れるだけでも、ほんと幸せでした。

昼の部をとても堪能した一日でしたが、5月の公演では、玉三郎さんの鷺娘・勘三郎さんの野田版 研辰の討たれ、もとても気になるところ。

公演後、即チケットショップに足を運びましたが、ものすごくプレミアがついているんですね。こりゃ、一幕見に賭けるしかないな・・って思いました。

歌舞伎鑑賞を始めて、まだ1年ですが、やっと少しずつ言葉も分かってきました。

これからも見る人を魅了してやまない舞台を期待します。

私もずっと見に行きたいと思います。

さてさて、今日は歌舞伎が楽しかったことを書くだけでいっぱいいっぱいです。その後の食事に関しては、後日書くことにします。

あっ、そうそう、「真夜中の弥次さん喜多さん」も面白かったです。

あのアーサー王と勘三郎さんが同じ人だとはね・・・

ちなみに私の携帯の待ちうけはアーサー王!私の中でマイブームです!

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March 27, 2005

中村勘三郎襲名披露公演

今日は歌舞伎座に行ってきました。
中村勘三郎さん襲名披露公演ということで、待ってましたーという心境でいざ歌舞伎座へ。
襲名披露だけあって外も中も華やかで盛り上がっていました。
勘三郎さんはやはり、芝居に踊りに突出してますね!歌舞伎にまだ知識の浅い私にも、お芝居の楽しさを充分に満喫させてくれます。あまりの演技のうまさに、役どころ=本当にこういうキャラではないかと錯覚してしまうほど。
これからも、4月・5月と公演が見れると思うと嬉しいなあ。
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